統合失調症の歴史
統合失調症の歴史
1896年 ドイツの医学者エミール・クレペリン(1856〜1926)が、それまで精神病と扱われていた心の病気の中に、
躁鬱病と早発痴呆の2つの病態があることを病気の経過の違いから認識したそうです。
1911年スイスの精神医学者オイゲン・ブロイラー(1857〜1939)は統合失調症は必ずしも若年時に発症するとは限らず、
又統合失調症の経過は必ずしも痴呆にいたるわけではないといいうことから、早発痴呆という名前は統合失調症の特徴を表していないとして、
Schizophrenieという新しい名前に改名したそうです。
この語はギリシャ語のSchizo(分裂)とPhrenia(心)の二つを組み合わせたものだそうです。
この語の正しい意味は、感情、思考、行動の統合がうまくいっていないという事だそうで、統合失調症の特徴ですね。
1937年 日本精神神経学会の精神病学用語統一委員会がSchizophrenieの日本語訳を精神分裂病とする試案を提出。
それまでの日本は、精神内界失調疾患、精神解離症、精神分離症、精神分裂症など、様々な訳語が使用されていたそうです。
2002年8月 精神分裂病というなまえのもつイメージで、精神そのものが壊れているなどと思われ、人格の否定、誤解、差別を生み出している経緯があることから、統合失調症と改名されたそうです。
2002年8月 厚生労働省が新名称の使用を認め全国に通知し、今日に至っているようです。


